【実は◯％が発症！？】コリン性蕁麻疹の割合と“なりやすい人”とは？

コリン性じんましん（※医学的には「コリン性蕁麻疹」とも表記されます）は、体温の上昇や発汗によって誘発される特殊な蕁麻疹のひとつです。

あまり聞き慣れない病名かもしれませんが、実は若い世代を中心に一定数の発症例があり、「見えづらい疾患」として注目されています。

この記事では、コリン性蕁麻疹の“割合”や“なりやすい人の特徴”について、わかりやすくまとめていきます。

発症割合はどれくらい？

日本国内におけるコリン性蕁麻疹の正確な有病率は明確に示されていませんが、
いくつかの報告によると、全体の蕁麻疹患者の中で約5〜7％程度がコリン性とされています。

また、若年層に多く、特に10代後半〜30代前半の男性にやや多い傾向があるといわれています。

発症しやすい人の特徴

以下のような条件があると、コリン性蕁麻疹を発症しやすい傾向があります。

• 緊張しやすい／ストレスを感じやすい
• 自律神経が乱れやすい（冷え・寝不足など）
• 運動不足または急な運動習慣の開始
• 冬や季節の変わり目に悪化しやすい
• もともと敏感肌、アレルギー体質がある

僕自身も、学生時代から運動後や緊張時にじんましんが出やすく、「汗をかく＝怖いもの」と感じていました。

コリン性蕁麻疹の患者が感じやすい悩み

割合としては少数派かもしれませんが、
その分「理解されにくい」「共感されにくい」症状でもあります。

• 皮膚に発疹が出ないタイプもある
• 発汗を避けるあまり運動ができなくなる
• 日常生活や就労に支障が出ることも

割合が少ないからこそ、情報が乏しく、症状を軽視されたり「気のせい」と扱われることが多いのも、コリン性蕁麻疹のつらいところです。

まとめ：少数でも“確かに存在する”症状

• コリン性蕁麻疹は蕁麻疹患者の中で5〜7％程度の割合
• 若い男性にやや多く、発汗・緊張・ストレスと関係が深い
• 少数派だからこそ、本人のつらさや悩みは見えづらい

誰かに理解されなくても、「ちゃんと存在している症状」だということを忘れないでほしい。

僕もそのひとりだからこそ、この記事を読んでくれたあなたに少しでも安心してもらえたら嬉しいです。