【勘違い注意】アルコールはダメ？コリン性じんましんとの付き合い方

コリン性じんましん（※医学的には「コリン性蕁麻疹」とも表記されます）とアルコールの関係について

コリン性蕁麻疹の症状と向き合う中で、「お酒を飲んだら悪化した」「アルコールが引き金になった気がする」という声は少なくありません。

今回は、コリン性蕁麻疹とアルコールの関係性について、僕自身の体験と、一般的に言われている知見を交えながらお話ししていきます。

アルコールはコリン性蕁麻疹を悪化させる？

結論から言うと、アルコールが直接的な原因になるとは言えませんが、「悪化要因のひとつ」にはなり得ます。

アルコールを摂取すると体温が上がり、血流も促進されます。
その結果として発汗が起こりやすくなり、発汗刺激によってじんましんが出る方にとっては、症状を誘発しやすくなるんです。

また、お酒を飲むと自律神経が乱れやすくなる人も多いため、精神的な揺らぎが出ると症状が強くなるケースもあると感じています。

僕の場合：飲酒後にチクチク感が増した経験

僕自身、コリン性じんましんがひどかった時期に、飲み会などでお酒を飲んだあと、ほてりとともにチクチク感が強くなったことがあります。

特に、飲酒後にお風呂に入ったときの“ダブル刺激”で、症状が悪化したように感じました。

個人的には、「少量でも影響がある日」と「まったく出ない日」があり、その日の体調や睡眠、ストレス状態によって変わる印象です。

アルコールとの付き合い方

コリン性蕁麻疹の人がアルコールを完全にやめる必要があるか？と聞かれたら、必ずしもそうとは言えません。

大切なのは、「今日はちょっと体調が悪いな」と思った日は控える、とか、
「汗をかきそうな状況（飲酒後にカラオケ・お風呂など）が重なる日は避ける」といった“自分ルール”を作ることだと思っています。

また、飲むなら冷たいお酒よりも常温〜ぬるめのもの、ビールよりは焼酎やワインなど、体を冷やしすぎないものを選ぶのもひとつの手です。

まとめ：アルコールとうまく付き合うために

・アルコールはコリン性蕁麻疹を悪化させる可能性がある
・体温上昇や発汗、自律神経の乱れが引き金になる
・「体調が良い日・悪い日」で対応を変えるのがポイント
・自分の体の反応を観察しながら、無理のない付き合い方を見つけていく

お酒を完全に断つ必要はありませんが、「その日の体調次第で、選ぶ・控える」という判断をしていくことで、
うまく付き合っていけるんじゃないかと思います✨