【Q&A】僕がコリン性蕁麻疹と10年以上向き合って見つけた答え

Q1. コリン性蕁麻疹の発生メカニズムについてどう考えていますか？

僕自身の経験から、コリン性蕁麻疹は「自律神経失調症に近い、ストレス由来の心因性じんましん」だと捉えています。

発症当時の僕は、大学生で以下のような生活をしていました：

• アルバイトで不規則な食事（脂質の多いまかない）
• 飲酒・喫煙の習慣
• 厳しい研究室のストレス
• 睡眠・生活リズムの乱れ

これらが積み重なって発症。その後、会社員時代も症状は続きましたが、フリーランスになり、心身の負荷が軽減されたことで少しずつ改善。

メカニズムとしては「自律神経の乱れ → アセチルコリン過剰分泌 → 発疹」という“体のバグ”のようなものだと考えています。

肉体的・精神的ストレスが引き金になります。なるべくストレスを減らすこと、そして時にはあえて負荷に慣れることも重要だと思います。

Q2. なぜ運動がコリン性蕁麻疹の改善に役立つと思いますか？

実体験として、運動（特に筋トレ）を習慣にしたことで、発疹が激減しました。汗が正常にかけるようになったんです。

筋トレが良い理由は次の通り：

• 自己肯定感・自信の向上
• メンタルの安定
• 睡眠の質UP
• 食欲・便通の改善
• 自律神経の安定
• 不安やネガティブ感情が減る
• 健康志向・収入アップにもつながる

運動が心身の健康に与える影響は本当に大きく、結果的に“心因性の不調”であるコリン性蕁麻疹にも効いてくると感じています。

Q3. 無汗症との関係については？

僕自身、学生時代には「汗が出にくいかも」と感じた時期がありましたが、明確に無汗症と診断されたことはありません。

無汗症がないタイプとの違いについて、正直詳しい情報は持っていません。

ただ、共通して言えるのは「自律神経を整えることが改善への鍵」だということです。

Q4. 薬はどんなものが効きましたか？選び方のポイントは？

一番効いたのは「クラリチン」ですが、強烈に眠くなったため、生活に支障が出ました。

最終的に使用していたのは「フェキソフェナジン（アレグラ）」で、眠気が少なく、日常生活に支障が出ませんでした。

薬の選び方は「効き目」と「眠気の強さ」のバランスが大切だと思います。

Q5. 蕁麻疹が改善していった要因は？

僕の場合、以下の6つが大きかったと感じています：

• 仕事のストレスがなくなった
• マインドを学び、ストレス耐性がついた
• 筋トレ・ストレッチ・ヨガなどを習慣にした
• 食生活が整い、自炊中心に
• 睡眠時間をしっかり確保できた
• 毎日湯船に浸かるようになった

どれか1つだけではなく、心身のバランスを整える総合的なアプローチが必要だと思います。

Q6. 冷房の使い方で気をつけていることは？

特に気をつけていません。僕は28度設定で一日中つけっぱなしにしています。

それよりも、お風呂に毎日しっかり湯船に浸かることの方が、僕にとっては効果的でした。

Q7. 睡眠との関係についてどう思いますか？

睡眠の質・量は、コリン性蕁麻疹に深く関わっていると感じています。

特に、自律神経の安定には睡眠が不可欠です。

僕は小さい頃、不眠傾向がありましたが、蕁麻疹発症後は特に睡眠障害に悩んだ経験はありません。

Q8. 発疹が出ないタイプとの違いは？

僕はゾワゾワ感・チクチク感・かゆみ・腫れぼったさなど、発疹を伴うタイプでした。

痛みが強く発疹が出ないというケースもあると聞きましたが、そういったケースは僕には未経験です。

治療法の違いは正直わかりませんが、自律神経へのアプローチが共通して重要だと思います。

Q9. 食事でヒスタミンを減らす方法は？

一時期、ヒスタミンを多く含む食品を避けてみたことがあります。

しかし僕の場合、それよりも「食の制限によるストレス」の方が大きく、あまり効果を感じませんでした。

徹底すれば意味はあるかもしれませんが、無理しない範囲で、ストレスを感じずに食事を楽しむことの方が大事だと思っています。

Q10. おすすめの病院・本・専門家はいますか？

正直、いません。

僕は10年以上、自力で試行錯誤してここまできました。

だからこそ言えるのは「コリン性蕁麻疹を抱えている自分を否定しないこと」。

症状が出ても、「まあいっか」くらいの心の余裕が、回復につながる気がしています。

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最後に

僕のこのQ&Aが、今つらさの中にいるあなたにとって、少しでもヒントや希望になれば嬉しいです。

焦らなくていい。一緒に、ゆっくり回復していきましょうね。