【画像あり】コリン性蕁麻疹とは？症状・特徴・セルフチェックまで徹底解説

コリン性じんましん（※医学的には「コリン性蕁麻疹」とも表記されます）は、汗をかいたときや緊張したときなどに出る、特殊なタイプのじんましんです。

この記事では、

• コリン性じんましんとはどんな症状なのか？
• 実際の症状イメージや特徴は？
• 通常のじんましんと何が違うのか？

について、できるだけわかりやすくまとめました。

「これってコリン性じんましんかも？」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コリン性じんましん（蕁麻疹）とは？

コリン性じんましんとは、汗をかいたときや体温が上がったときに出るじんましんのことです。

医学的には、

とされています。

通常の食物アレルギーや接触性アレルギーとは異なり、体の内側（自律神経の乱れや発汗反応）から起こるのが特徴です。

コリン性じんましんは10代〜30代の若い世代に多く見られますが、年齢を問わず発症する可能性があります。

コリン性じんましんの主な症状

コリン性じんましんに特徴的な症状は、次の通りです👇

• チクチク・ピリピリした強い刺激感や痛み
• 小さく赤い発疹（丘疹）がたくさん出る
• 発汗・運動・入浴・緊張・熱い食べ物などで誘発される
• 症状は数分〜1時間程度で自然に引くことが多い

特に「汗をかいた直後」「お風呂上がり」「運動後」に症状が出やすく、

• 顔
• 首
• 胸
• 背中
• 腕

など、上半身中心に出るケースが多いです。

ただのかゆみではなく、刺されるような痛みを伴うことが多いのが、一般的なじんましんとの大きな違いです。

コリン性じんましんの症状イメージ（画像イメージ）

これらは5年前の僕の実際の腕の画像です。

20分ほど散歩をしたらこのくらい出ていました。。。

症状をまとめるとこのような感じ。

• 赤く小さな発疹が広範囲に出る（蚊にたくさん刺されたような見た目）
• 発疹同士がつながって地図のようになることもある
• 肌表面がざらざらしている感じがする
• 発疹は1～3ミリ程度の小さなものが多い
• 症状のピーク時は、肌が熱を持って赤くなりやすい

「赤い小さな点々が急に広がって、すぐに引く」 というパターンが多いです。

症状の出方や広がり方には個人差があるため、違和感を覚えたら早めに専門医に相談することをおすすめします。

通常のじんましんとの違い

コリン性じんましんと、一般的なじんましん（アレルギー型）との違いを整理します👇

比較項目	コリン性じんましん	一般的なじんましん
発症きっかけ	汗・体温上昇・緊張	食べ物・薬・接触物質など
主な症状	チクチク痛み＋小さな発疹	かゆみ＋大きな膨疹
発症場所	顔・胸・背中など上半身が多い	全身どこでも起こる
持続時間	数分〜1時間程度	数時間〜半日続くことも

このように、「発汗や体温上昇がきっかけ」「痛みや刺激感が強い」という点が、コリン性じんましん特有のポイントです。

まとめ｜コリン性じんましんは正しく理解して対策を

コリン性じんましんは、見た目には軽く見えても、本人にとっては非常に強い不快感や生活への支障をもたらす症状です。

• 汗をかくことへの恐怖
• 運動やお風呂を楽しめないストレス
• 外出やイベントへの不安

こういったメンタル面への影響も大きいため、早めに正しく理解し、適切に対策を取ることがとても大切です。

このブログでも、治し方や生活習慣の整え方について詳しくまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね☺️