【勘違い注意】コリン性蕁麻疹は難病？12年間のリアル体験で見えた真実

コリン性蕁麻疹は“難病”なのか？12年向き合ってわかった真実

「ストレスも大きく影響する、自律神経失調症に近いような、心因性の蕁麻疹の１つだと思っています。」

そんな風に僕は、自分の症状を捉えています。

今回は、「コリン性蕁麻疹 難病」というキーワードで調べている方に向けて、
12年間の実体験をもとに、改善してきた理由とその内訳を本音でお伝えします。

発症のきっかけは“大学時代の乱れた生活”でした

僕がコリン性蕁麻疹を発症したのは20歳の頃。

・大学のバイト（天丼チェーン）での不規則なまかない生活
・脂質過多な食事
・お酒とタバコを覚え、不規則な生活リズム
・厳しい研究室の先生による慢性的ストレス

こうした日常が積み重なり、ある日を境にチクチクした蕁麻疹のような症状が出始めました。

社会人になっても症状は続いたが、改善の兆しはあった

会社員時代も、もちろん蕁麻疹は出ていました。

仕事のストレスは想像以上で、日々の緊張と疲れが蓄積していきました。

ただ、その後会社を辞め、フリーランスになって数年が経った頃、
少しずつ体に変化が現れはじめたのです。

僕が“難病レベル”のコリン性蕁麻疹を改善できた6つの要素

振り返ってみると、以下の6つが大きく影響していたと感じています。

• 仕事のストレスがなくなったこと
• 日々のストレス耐性を身につけたこと（マインドを学んだ）
• 運動を習慣にしたこと（筋トレ、ストレッチ、ヨガなど）
• 食生活が整ったこと（自炊中心の生活）
• 睡眠時間を確保できるようになったこと
• 毎日湯船に浸かるようにしたこと

これらを意識的に取り入れたことで、体と心が整っていきました。

コリン性蕁麻疹と睡眠の深い関係

コリン性蕁麻疹と睡眠の質・量には、密接な関係があると感じています。

特に、自律神経の働きや心身のバランスにおいて、十分な睡眠は欠かせません。

実際、僕自身も発症当時から現在に至るまで、**「睡眠をしっかり取ること」**を常に意識してきました。

子どもの頃に不眠気味だった記憶はありますが、蕁麻疹を発症した18歳以降は、
睡眠に大きな問題を感じることはほとんどありませんでした。

むしろ、**意識的に「眠る時間を確保する」「深く眠れるように整える」**ことが、
改善への重要な土台だったように思います。

睡眠とコリン性蕁麻疹は、切り離せない関係にある──そんな実感があります。

自律神経のバグ──僕が考える“発症メカニズム”

あくまで僕の考えですが、
コリン性蕁麻疹は「自律神経が乱れることでアセチルコリンが過剰に分泌される」
という“身体のバグ”のような状態だと思っています。

実際、発疹は精神的・肉体的なストレスの両方で出ます。

だからこそ、**「出さないようにすること」**と同時に、
**「あえて出して慣らしていくこと」**も重要。

ストレスに負けない体をつくっていくイメージが大切です。

最後に：難病のようにつらくても、絶対に道はあります

コリン性蕁麻疹は、目に見えにくく、理解されにくい症状です。

僕も何度も「難病なんじゃないか」と絶望しかけました。

でも、丁寧に生活を見直し、ストレスとの付き合い方を変えていくことで、
徐々に改善の道を歩むことができました。

つらい気持ちも、絶望も、全部よくわかります。

それでも大丈夫。焦らず、自分のペースで。

少しずつ一緒に整えていきましょう。