症状に悩む方に向けて、両者の違い・見分け方・体験談をわかりやすく解説します。
「コリン性蕁麻疹と温熱蕁麻疹って何が違うの?」
似たような症状が出るこの2つの蕁麻疹ですが、実は原因も対処法も違うんです。
僕自身も最初は混同していて、「これって温熱?それともコリン性?」と悩んだことがあります。
今回は、実際にコリン性蕁麻疹を経験した僕の視点から、2つの違いと見分け方、注意すべきポイントをわかりやすくお伝えします☺️
Contents
そもそもコリン性蕁麻疹とは?

コリン性じんましん(※医学的には「コリン性蕁麻疹」とも表記されます)は、汗をかくタイミングや体温が上がることで起きる蕁麻疹です。
代表的なきっかけ👇
- 軽く運動したとき
- 緊張したあとにホッとしたとき
- 入浴やサウナなどで汗をかいたとき
- 辛いものや熱いものを食べたとき
症状の特徴👇
- チクチク、ゾワゾワするような強いかゆみ
- 1〜5mmくらいの小さな赤いブツブツが出る
- 10分〜1時間ほどで引くことが多い
温熱蕁麻疹とは?

一方、温熱蕁麻疹は熱刺激そのものに反応するタイプの蕁麻疹です。
きっかけは👇
- 湯たんぽやカイロで皮膚が温まったとき
- 熱いお湯や蒸気が肌に当たったとき
- 直接的な“熱いもの”の接触
症状の特徴👇
- 接触した場所だけに局所的にブワッと腫れる
- ピリピリというより「ジンジン・ボワッ」とした熱感が強い
- 他の部位には広がりにくい
僕が体験した「これはコリン性だった」と気づいたポイント

僕の場合、
- サウナに入って体全体が熱くなったときに全身がチクチク
- ラーメンを食べただけで顔面にチクチク感が広がる
- 運動後やお風呂上がりに出る
こういった場面で毎回似たような症状が出ていたので、
**「あ、これたぶん温熱じゃなくて“汗をかく=コリン性”のほうだ」**とわかるようになりました。
逆に、特定の部位にだけ出る/毎回同じ場所が熱くなった後に腫れる/熱い湯たんぽなどがきっかけ、という場合は温熱蕁麻疹の可能性が高いと思います。
どっちか分からないときのチェックポイント

簡単に見分けるためのポイントをまとめました👇
チェック項目 | コリン性蕁麻疹 | 温熱蕁麻疹 |
---|---|---|
症状の範囲 | 全身 or 広範囲 | 一部分だけ |
出るきっかけ | 汗をかく/体温上昇 | 熱いものに触れる |
感じ方 | チクチク・ゾワゾワ | ジンジン・熱い感じ |
続く時間 | 数分〜1時間程度 | 接触から10〜30分ほど |
ただし、併発しているケースもあるので、「どちらか一方だけ」とは限らないのも難しいところです。
もし判断に迷うようなら、皮膚科で一度診てもらうことをおすすめします。
まとめ|「汗がきっかけか?熱がきっかけか?」が見分けのカギ!

コリン性蕁麻疹と温熱蕁麻疹は、似ているようで別物。
- 汗をかくシチュエーションで出るなら「コリン性」
- 熱いものが直接触れて出るなら「温熱」
この違いを意識するだけで、セルフケアの方向性も大きく変わってきます。
僕のように「汗がきっかけ」なら、自律神経や体温調整の見直しが改善のヒントになります。
あなたの症状が少しでもラクになりますように☺️