症状と体験談

【要注意】コリン性蕁麻疹にお酒はOK?NG?飲んだあとに出る人の特徴と対策まとめ

コリン性蕁麻疹はお酒で悪化する?

10年以上の体験をもとに、飲酒との関係と対策をリアルに解説します。

コリン性じんましん(※医学的には「コリン性蕁麻疹」とも表記されます)は、汗をかいたり体温が上がったりしたときに、チクチク・ピリピリするようなかゆみや赤みが出る皮膚症状です。

その中でよく聞かれる疑問のひとつが、

「お酒って飲んでも大丈夫なの?」

というもの。

今回は、「コリン性蕁麻疹とお酒(飲酒)の関係」について、僕自身の体験やまわりの声、そして一般的に言われている影響などをまとめてみました。

「飲んだあとに症状が出る」「逆にお酒を飲んだら楽になることがあった」など、人によって差があるテーマだからこそ、リアルな視点でお伝えしたいと思います。

お酒を飲むとコリン性蕁麻疹は悪化する?

コリン性蕁麻疹はお酒で悪化する?

結論から言うと、人によって反応は違いますが、基本的には悪化しやすい傾向があると思います。

なぜかというと、お酒を飲むことで以下のような反応が起こるからです👇

  • 体温が上がる(血管が拡張する)
  • 自律神経が乱れやすくなる
  • 発汗を促進する

つまり、コリン性蕁麻疹のトリガーとなる要素が揃ってしまうんですね。😭

僕自身も、お酒を飲んでしばらくすると頬が赤くなり、そのあとにチクチクとしたじんましんが出てくることがありました。

特に、ビールやワインなどを飲んだあとの入浴や、冬場に飲んで暖房の効いた室内にいるときは出やすかったです。

また、焼酎や日本酒のようにアルコール度数が高いお酒を飲んだときは、顔の火照りとともに、背中や胸のあたりにも強いチクチクを感じることが多かったです

一時的に「楽になる」こともあったけど…

コリン性蕁麻疹はお酒で楽になる

一方で、実は僕には「お酒を飲んだらラクになった」という時期もありました。

20代前半、仕事や人間関係でピリピリしていた頃、お酒を飲むと気分がほぐれてリラックスし、チクチクも感じにくくなることがあったんです。

「飲んでるときは出にくいかも」と思っていたこともあり、イベントや集まりでもよく飲んでいました。

でもこれは、一時的に感覚がマヒしていただけで、あとから強い反動がくることもありました。

寝る前に飲んだ日、夜中におでこがかゆくて目が覚めたり、翌朝体がだるくて最悪だったり。

さらに、習慣的に飲んでいると自律神経の乱れが慢性化しやすくなり、日中のチクチク感も強くなる傾向を感じました。

「お酒を飲んでるときは楽」→「あとから地獄」のサイクルができていたと思います。

お酒と上手に付き合うために

コリン性蕁麻疹はお酒で楽になる

完全にNG!というわけではないですが、僕なりのおすすめの付き合い方はこちら👇

  • 飲むなら少量をゆっくり、体調がいい時に
  • 寝る直前は避ける(翌日の自律神経乱れやすさが段違い)
  • 温度が高い場所(鍋・暖房・お風呂など)と一緒にしない
  • 翌日はしっかり休息&水分補給!
  • アルコール度数が低め&糖分控えめなお酒を選ぶ(例:ハイボール・焼酎の水割りなど)

そして何よりも、「お酒を飲む=症状が出るかも」と思うこと自体がストレスになる場合もあるので、安心できる環境で楽しむことが前提だと思います。

できれば、自分の体調と相談しながら「今日はやめとこう」って選択できる状態が理想です。

周囲の声もいろいろ

コリン性蕁麻疹はお酒で楽になる

コリン性蕁麻疹のある知人にも聞いてみたところ、お酒との付き合い方は本当に人それぞれ。

「ワインは絶対ダメだけど、ハイボールは大丈夫」

「缶ビール半分ならOK」

「飲んでる間は出ないけど、翌朝が最悪」

など、細かい反応の差はあれど、“完全に安心できるわけではない”というのが共通点でした。

まとめ:お酒はコリン性蕁麻疹にとってグレーゾーン

コリン性蕁麻疹はお酒で楽になる?

コリン性蕁麻疹とお酒の関係は、「人による」が正直なところ。

でも、体温上昇・自律神経の乱れ・発汗という観点から見れば、悪化しやすい要素はあるのは確かです。

僕自身は今、お酒はほどほどに、そして「飲まない選択ができるようになった」ことがラクさにつながってると感じています。

お酒が好きでも、体を守るためにちょっと減らす。それだけで、日々がずいぶん過ごしやすくなるかもしれません。

あなたの体と心が、少しでもラクになりますように☺️