※この記事は、僕が20歳で「コリン性じんましん(※医学的には『コリン性蕁麻疹』とも表記されます)」を発症してから現在に至るまでの、リアルな体験をもとに、嘘偽りなく書きました。今つらいあなたに届くように、心を込めて綴っています。
発症したあの頃のこと
当時、僕は大学2年生。ある日突然、お風呂に入った瞬間に全身がチクチク、ゾワゾワするような感覚に襲われました。肌が赤くなり、針で刺されるような痛み。最初は何が起きたのか分からず、ただただ怖くて、不安でした。
皮膚科に行っても「原因不明」「ストレスかもね」と言われ、塗り薬と抗ヒスタミン薬を渡されるだけ。ネットで調べて「コリン性蕁麻疹」という言葉にたどり着いたとき、ようやく“これだ”と分かりました。
どんな生活をしてきたのか(リアル編)
・入浴は毎日が怖かったです。発汗が怖くて、熱いシャワーも避けるようになりました。
・友達との旅行や温泉も断ることが増え、少しずつ人との距離ができてしまいました。
・夏場は外に出るのも不安で、汗をかかないように冷房の効いた場所にこもる生活。
・運動も控えるようになり、体力も気力も落ちていく感覚がありました。
・「普通の生活ができない」という絶望感が、心をじわじわと蝕んでいきました。
僕がここまでこれた理由
ここまで続けてこられた理由は大きく3つあります。
① 同じように悩んでいる人たちの存在
→ SNSやブログで、少しずつ共感の声をもらえるようになり、「自分だけじゃない」と思えたことが大きかったです。
② 生活習慣の見直し
→ 食事、運動、睡眠、ストレスケア。すぐに治ることはなくても、根本改善につながる“土台”を整えようと意識しました。
③ “希望”を持ち続けること
→ 誰に何を言われても、「絶対によくなる」と自分を信じることだけは手放しませんでした。
今の僕の日常
現在、僕はコリン性じんましんと“共存”しながらも、日常を穏やかに過ごせています。
・完全に治ったわけではないけれど、発症頻度は激減しました。
・入浴も運動も、コントロールしながらできるようになってきました。
・発症していた頃に比べて、心の余裕ができたことが一番大きな変化です。
完治、というよりも「うまく付き合いながら、安心して生きていける状態」に近づいてきたと思っています。
もしあなたが今つらいなら…
誰にも理解されないようなつらさを、毎日抱えているかもしれません。
「なんで自分だけが…」
「このまま一生治らないのかな…」
そんな風に、心が沈むこともあると思います。でも、僕はあなたに伝えたいんです。
あなたは、ちゃんと前に進めています。
今日も、この記事にたどり着いて、読んでくださった。
それだけで、あなたの“改善への1歩”は始まっています。
最後に…薬だけじゃなく、根本改善も意識してみてください
コリン性じんましんの治療には、確かに薬も必要です。
でも、薬だけでは限界があります。
・生活習慣の改善
・ストレスとの向き合い方
・体質の見直し
こうした積み重ねが、僕自身を救ってくれました。
「治す」よりも「ラクになる」ことを目指して。
あなたが少しでも心と体をゆるめられるように、これからも発信を続けていきます。
読んでいただき、本当にありがとうございました。